東京音楽学校(現在の東京芸術大学)教授だった信時潔(1887-1965)という方が、私の母校の先輩ということを知った。
 また、「うみゆかばみづくかばね・・・・」で始まる「海ゆかば」という曲を作曲されたということも知った。
 母から聞いた話では、戦時中、朝は、「まもるもせめるもくろがねの・・・」の軍艦行進曲を歌って出征兵士を送り出し、午後からは、「海ゆかば」を歌って戦死者の遺骨を迎えるという日々を過ごしたという。
 こういう話を聞いていたので、この曲には鎮魂歌としての悲しいイメージしかなかったが、 初めて世に出たときはちがったイメージのようだ。
 昭和12年10月13日から1週間、「国民精神総動員強調週間」の時に、「国民朝礼の時間」というラジオ放送があった。ここで初めて紹介されたようだ。
内容は、
1. 「君が代」斉唱
2.宮城遥拝(皇居の方向を望んで頭を下げる敬礼を行なう事)
3.著名人の訓話
4.「海ゆかば」斉唱
 そして、当時の楽譜によると、力強くの表記があり、フォルテからはじまり最後はフォルテシモで締めくくっている。
つまり、「海ゆかば」はあくまでも「戦意昂揚」のための曲だったようだ。
 
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土蔵 康司

代表取締役トクラ商事株式会社
大阪、京橋の婦人服店を経営しています。2階で防護服のネット通販サイト防護服.COMも運営しています。  婦人服と防護服という意外な組み合わせで、新聞、テレビなどから取材が

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