昨日、ツタヤに行きました。息子がアニメのDVDを借りるためです。
何を借りるともなく棚を眺めていると桂米朝、枝雀の落語のCDもおいているのが目にとまりました。
 朝のお気に入りドラマ「ちりとてちん」で紹介している落語があるかと見てみると、ありました。
「はてなの茶碗」
ドラマではさわりの部分しか紹介されていなかったので借りてかえることにしました。
あらすじはつぎの通り。
 京都の清水寺音羽の滝の前の茶店で一服していた、かつぎの油屋さんが主人公です。
隣に座ってお茶を飲み、「はてな」と首をかしげて茶碗を置いて帰ったのが、茶道具や茶碗の鑑定では京都一の目ききの茶金さん。
 そこで油屋さんは、なけなしの大金をはたいて、この茶碗を茶店の主人から奪うようにして買い、身なりを整えて茶金さんの店へ鑑定してもらいにいきます。
番頭さんとやりとりがあって、茶金さんに見てもらうと、清水焼でも一番安い茶碗、ただ、ヒビや割れがないのに、どこからともなく漏れるので、「はてな」と首をかしげたということです。
事情を聞くと、この油屋さん、大阪で親に勘当され、京で油を売り、身を立てようとする毎日とのこと。ここで、茶金さんは、「やはり、商いは大阪ですな。」と言い三両で引き取ってやります。
 その後、この茶碗は関白・鷹司公の前に出され、「清水の 音羽の滝の おとしてや 茶碗もひびに もりの下露」という面白い歌が添えられました。そして、時の帝の前にも出されて、「はてな」という箱書きがすわって、大変評判となります。
 このうわさを聞いた大坂の金持ち鴻池さんが千両で買い取ることになり、半分が油屋、もう半分が茶金さんのものとなります。茶金さんから大阪へ帰るように諭されながら、喜んで油屋が帰ります。
 後日、店の前での大騒ぎに茶金さんが出てくると、油屋さん、「茶金さん、十万八千両の銭儲けや。」「何、十万八千両の金儲け?」「水甕の漏るやつみつけてきたんや。」
桂米朝の十八番ということらしく、楽しい落語でした。
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土蔵 康司

代表取締役トクラ商事株式会社
大阪、京橋の婦人服店を経営しています。2階で防護服のネット通販サイト防護服.COMも運営しています。  婦人服と防護服という意外な組み合わせで、新聞、テレビなどから取材が

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