「中国人観光客の現状と今後 ~中国人観光客が大阪の消費を変える!?~」
と題して㈱日本政策投資銀行 坪倉大輔氏の講演会が商工会議所でありました。
 中国は、2000年から訪日観光査証解禁と年月が浅いので、まだまだ初訪日客が多い。まずは、名所を巡りたいというニーズから大阪~東京間を5泊程度で駆け抜けるゴールデンルートツアーが主流という。
 現在、訪日ツアーは、中国現地旅行会社がアウトラインを企画し、日本国内のホテル等手配会社へ発注する構造。売れ筋となるゴールデンルートツアーは価格競争に陥っているということで、必ずしも満足度は高くないようです。
 講演資料によるとゴールデンルートツアーは5泊6日で日本円にして10万円程度という。宿泊費、交通費、飲食費、航空運賃とそれぞれ概算明細が掲載されており、これではたいした旅行はできないだろうと推測できます。
 しかし、今後は、日系旅行会社によるツアー販売解禁の方向されるようで、訪日リピーター向けの質の高い企画や、多様な訪問地を提案する企画が増え中国人観光客の増加が期待できそうです。
 ただ、関西への訪日比率は意外と低いのが気になるところ。欧米人とちがって中国人は、周遊型(複数都市滞在型)がメインなので、複数の自治体が連携してPRを行うことが基本。
 大阪府は、今後10年間で28万人の人口減少が見込まれる。中国人観光客の増加により消費減少額の6割程度補完できる可能性があるそうで、中国人観光客誘致を関西活性化策の根幹にすえることが望まれるということでした。
 豊富なデータを基にした講演は説得力がありました。
 
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土蔵 康司

代表取締役トクラ商事株式会社
大阪、京橋の婦人服店を経営しています。2階で防護服のネット通販サイト防護服.COMも運営しています。  婦人服と防護服という意外な組み合わせで、新聞、テレビなどから取材が

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