防護服を取扱っていると、いろんな問い合わせがあります。
今日あった問い合わせは、ジメチルヒドラジンに対応する防護服は?というもの。
デュポンの防護服はいろんな化学薬品に対しての透過試験データをもっているのでまずは、データを検索してみます。
残念ながらジメチルヒドラジンに対する透過データはありませんでした。
ヒドラジンについては、データがありました。
タイケムF型で283分
タイケムTKなら480分以上
ということでした。
相当な危険物です。
どんな用途に使われるのかなと思っていたら教えてくださったのは、北朝鮮からのミサイルが万が一墜落したとき対策にということです。
ミサイルの燃料にはジメチルヒドラジンという物質が使用されているということでした。
ジメチルヒドラジンで検索するとミサイル関連で結構いろんなページが出てきます。
もしも墜落したら単に飛行機などが墜落する以上に危険が大きいということらしいです。