昨日ひらパー園長さんの講演がありました。
と言うと「えっジャニーズ岡田さんの講演があったの!?」
と思われる方がいらっしゃるかもしれません。
テレビで来園者100万人達成したので、岡田さん園長延長と宣伝していたので。
実質の園長は、京阪電鉄社員の岡本敏治さんです。
ひらかたパークは、もとは菊人形展をやっている遊園地ということで昔から有名でした。そういえば私も小学生の時には遠足で菊人形を見にいきました。
全国各地の遊園地は、ディズニーランドやUSJなど超有名ブランドできっちりとした世界観を演出しているテーマパーク以外はなかなか厳しい状況。
ひらかたパークも菊人形展という目玉イベントがありましたが、年々入場者数が減少し、技術者は高齢化していくとう厳しい状況。そこで、2005年に菊人形展を終了し、あらたな挑戦をすることなりました。
まず最初にはじめたのが吉本興業ブラマヨの小杉さんにひらパー兄さんになってもらって宣伝を始めたこと。
ポスターなど広報物以外にも、漫才の中でひらパーを紹介してもらったりで宣伝効果は絶大だったようです。
そのうち、ジャニーズの岡田さんが枚方出身で地元を盛り上げたい気持ちがあるということを聞きつけ、岡田さんに2代目ヒラパー兄さんになってもらうよう頼み込んだようです。
そして、ひらかたパークの改革に乗り出します。「来園者100万人達成しなかったらさようなら」というミッションのもと、いろんなイベントを仕掛けていきました。「目隠しライド」は岡田さんの目もとを印刷したアイマスクをつけてジェットコースターにのるというものです。用意したアイマスクが2日でなくなるほどの人気イベントで、ジャニーズファンの底力を見たとのことでした。
その他「おまライド」「1日ひらパー兄さん」など人気イベントを連発して見事100万人を達成し、岡田さん、園長、延長となったわけです。
巨額な設備投資ではなく、従来からある施設にちょっとした工夫をプラスして目新しさを作っていくという手法。そして来場者がSNSを通じて発信できる参加型イベントに仕立て上げる手法は、勉強になりました。お見事です!
土蔵 康司
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