先日、ひさしぶりに漫画本を購入しました。
「いちえふ」
いちえふ(1F)というのは、福島第一原子力発電所の通称で、この本は、実際にIFで働いてきた体験を著者自身の目線で描いたものです。
福島第一原発というと、当社で扱っているタイベックソフトウェア等安全保護具が大量に使用されている作業現場。安全保護具販売業者としてはぜひとも知っておきたいなということで買いました。
福島第一原発での作業ってどんなものか文章で書かれてもイメージしにくいですが漫画なら一目瞭然。非常にわかりやすく経験者本人が描いているので説得力があります。ただし、防護服着用のシーンでは、青タイベックなんて書いていますが私のように保護具専門の者からするとそんな商品ないでしょという部分もありました。
福島原発全体や休憩室などを俯瞰して描かれたページもあるので、作業の全体像もよくわかりました。直接防護服を着て作業をする人以外にその人たちが快適に作業できるようにサポートするための人員がそれ以上に相当必要であることがよくわかります。
原発作業以外に防護服を着用して作業をする現場は、大方似通った施設が必要だろうと思いました。非常に参考になった本でした。